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エンゼル銀行クライアント 岡山県水島警察署
この作品は、”水島エンゼル銀行記念碑”です。岡山県の水島警察署からの依頼です。
碑文を読んだときには大変感銘し、皆様の真心と姉妹への思いをこめ鶴を彫って製作いたしました。
記念碑の碑文。
昭和38年2月14日、水島警察署へ”ささやかですが貧しい人に愛の手をさしのべたいと思いますから、よろしく・・・”と、匿名の姉妹から500円と折り鶴二羽が送られてきました。
この話を伝え聞いた大勢の人たちからも善意の送金が次々と寄せられました。
やがて、誰ということなく、この心優しい姉妹の願いを生かした善意銀行をつくり、社会のために役立てようという話が持ち上がり、同年3月1日、姉妹の天使のような心にちなんで”水島エンゼル銀行”が生まれました。
それ以来、”愛の輪を広げよう”を合言葉に大勢のみなさんから善意の寄託が相次ぎ、寄託金は交通遺児や犯罪被害者遺児などへの慰問・激励、社会福祉施設への慰問、青少年健全育成などに役立てられました。
ここに40年間の水島市民の善意を顕彰し、記念碑を建てるものです。
平成16年3月1日
エンゼル銀行記念碑の制作にあたり
40年ほど前は、今のように豊かでなかった時代です。
碑文から伝わるものは、人としての心の豊かさ、温もりです。
自分の事だけでなく人のことをも思いやれる人情です。
豊かな社会の中で少し忘れかけられた大切な心です。
今の時代に語りかけるメッセージとして制作いたしました。
姉妹の真心の折鶴を表現し、
心配りの花と言われる“アスター”で装飾し、
デザインさせていただきました。
2004年2月19日
村上 雅弘
