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石の種類
花崗岩の魅力
■御影石という名前はもともと、兵庫県の御影地区で採れた石の通称をいいます。
花崗岩や閃緑岩(せんりょくがん)、ハンレイ岩などの総称です。
御影石は世界の国々から輸入され建築土木用の石材や日本では墓石として使用され
ています。 御影石は地球の深い地殻部分でマグマが冷えて結晶化した岩石であり、
それが地殻の変動によって持ち上げられ地表面に露出したものです。御影石は長石
(白色不透明)、石英(灰色半透明)、黒雲母(黒色不透明)という3種類の造岩鉱物で
できています。

■特 徴
御影石は石質が硬いく緻密な加工が可能であり、研磨面の優美な輝き、耐久性等か
ら石碑、ビル等の外装、庭石などにも適しています。 御影石にも木材と同じように石目があり、その方向に矢やノミを入れると綺麗に割れます。研磨すると、美しい艶に仕上がり、条件がそろえば数百年もそのまま艶が消えません。また、耐久性、風化抵抗性は、ほかの石種に比べて優れています。一般的な石材表面の耐久年月は50〜200年とされていますが、御影石は約700年を経過して初めて風化が始まるといわれています。

■主要産地
国内でも白御影石や桜御影石など色柄の薄いものは採石されていますが、色柄の濃い
ものは海外から輸入されています。赤御影石は、主として南北アメリカ大陸、北欧域各
国、インドなどの古い地質時代にできた地方からに多く産出されます。
黒御影石は、南アフリカ、インド、ジンバブエ、中国などから産出されています。
特殊な御影石として有名なブルーパールやエメラルドパールがノルウェーで採れている。
ラルビカイトという一種の閃長岩(せんちょうがん)で長石が閃光を発するのが特徴で、
青色や緑色の幻想的な発色をします。
国内の代表的な御影石は、岡山県の北木石(白)、万成石(桜)、岐阜県の蛭川石(白、
錆)、香川県の庵治石(白、錆)、茨城県の稲田石(白)、広島県の議院石(桜))などが
あります。

■参考
大理石に比べますと、硬く耐久性もあります。屋外でも問題ありません。ただし硬いため加工に時間がかかったり、繊細な加工には不向きです。また白系の美しいものがありません。
大理石の美しさ
■大理石は、英語名でマーブルと呼ばれ、それは「光のなかで輝く」を意味するギリシャ語に由来しています。日本語の大理石という名称は、もともと中国雲南省北西部の「大理」地区で採れた石の通称です。
古代ギリシャ人は、大理石を使って、多くの美しい神殿建築やギリシャ工芸の精髄といえる彫刻をたくさ
ん残しています。大理石は石灰岩が変成作用を受けて、石材中に含有する方解石が再結晶し、粗粒の
方解石結晶の集合体に変わった岩石で、変成岩の一種である。鉱物学的には「結晶質石灰岩」と呼ばれる。大理石は石灰岩系の岩石を含め、とても種類が多く、硬軟の割合も多様ですが、すべて大理石と通称されています。

■特 徴
大理石は、「温かみ」と「柔らかさ」をあわせ持つ、何ともいえない質感が魅力です。
大理石は等粒状の方解石がよく混じり合って緻密なため、装飾や造形に向いています。
硬さも、彫刻に適した硬度と粘りをもち、研磨すると艶がでます。
ただ、大理石は、内部にクラック(キズやヒビ)が多く、割れることがありますので大きさや素材選びは需要です。御影石などに比べると吸水率が高く石種によっては酸性雨、塵埃の付着によって容易に分解・白粉化・脆弱化しますので屋外の使用には向いていませんので注意が必要です。

■大理石の主要産地
世界最大の大理石産出国である。イタリアのカラーラ地方は有名なビャンコ・カラーラの産地です。
結晶が細かい白色の大理石は、古代から西欧の彫刻素材としても使用されてきました。
ギリシャ・スペイン・ノルウェー・台湾
有名なペンテリコンもギリシャで採れている。スペイン産ではクレアマルフィル、
ノルウェーでは高級品のノルウェージアンローズが、台湾では台湾白大理石、台湾蛇紋が採れています。

■参考
御影石に比べると磨いたときの光沢と艶がなんとも優しく優雅です。
ただし、繊細で耐久性はありません。特に屋外には不向きで吸水性も高い為、長期間雨風にさらされると光沢がなくなります。
